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従業員 コラム 2013
11月    「湯灌」とは
  最近、朝晩の冷え込みがだんだん強くなってきました。冬の訪れを予感すると
 ともに、今年もあと2ヶ月で終わりだと思うと、月日の移り変わりの速さに少々戸惑いを感じております。

 さて、今回は「湯灌」について少しお話しさせていただきます。
 
 「湯灌」とは、亡くなられた方をお風呂に入れてお体を清潔にして整える儀式のことです。日本では古来より亡くなった方をご家族の手により、ぬるま湯「逆さ水」で洗い清める習わしがあります。「逆さ水」とはたらいなどに水を先にいれ、そこにお湯を足してぬるま湯にしていく方法です。
最近はインターネットの普及により、「湯灌」で検索をすればたくさんの情報があり、映画「おくりびと」の影響も手伝ってかなりポピュラーな言葉になりました。

私共がお手伝いをさせて頂いたお客様のなかにも、「湯灌」を受けた方々がたくさんいらっしゃいます。その方よりよく耳にするのが、「綺麗な顔になった」、「最後お風呂に入れて良かった」、など感謝の言葉をたくさんいただいたことです。
病院で亡くなった場合、その多くは「清拭」と言ってアルコールを使ってお体を拭くことはあります。しかし髪の毛、髭などはそのままの場合が多いように感じます。

日本人は昔からお風呂が生活の一部として存在しており、またそれが大好きな方
が多い人種です。前項で述べたように、昔は亡くなった方をご家族の手で「湯灌」
を施していましたが、最近では専門業者が行うことがほとんどです。金額も決して
安いものではありません(8〜10万)。しかし故人様の最後を送り出す「大切な儀式」としてお考え頂ければ、金額以上のメリットがあることは間違いないと思います。
また「湯灌」という儀式を通じて、故人様とそのご家族との「絆」をより深いものに
なっていく、と私共は考えています。

近年、メディアなどの影響により葬儀料金を抑える方向に向かっており、オプション的なものは排除する傾向が高まっています。確かに金額を抑えるのも大事ですが、
それだけにとらわれずいかにして後悔しない送りをされたのかが、最も大切なことだと思います。

 「湯灌」について、もっと詳しいことが聞きたい方は、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
                                  平成25年 11月 25日

8月     お盆(盂蘭盆うらぼんについて
    

いよいよお盆(盂蘭盆)の時期に差し掛かりました。この時期は多くの方々が、ご先祖のご供養をおこなうため、ご家族で里帰りをなさることと思います。全国的には8月の13日から15日 までがお盆となっておりますが、ところによっては7月の13日から15日という場所もあるそうです。


 いわれとしては、釈尊のお弟子である目連の母親が、餓鬼道に落ちて苦しんでいたので、目連は、母の苦しみを除こうと思い、救済の仕方を釈尊に尋ねました。すると釈尊は毎年
715日の安居の終わった日に、多くの僧に飲食を供養すれば、七世の父母を救うことが出来ると教えたのです。また日本では、657715日に飛鳥寺の西で、初めて盂蘭盆会が行われ、江戸時代には一般民衆の間で、欠かせない行事として定着したとのことです。


この辺りでは今月の
13日から15がお盆の期間にあたります。そこでご先祖やお客様をお迎えするために、いろいろな準備が必要となってきます。


 まずはお仏壇をきれいに掃除して、お天気の日に提灯を陰干しします。
提灯の種類はさまざまで、玄関先やお庭の軒先に吊るす迎え提灯(門提灯)、お仏壇の両脇に天井から吊るす住吉提灯(下げ提灯)、お仏壇の前両脇に置く大内提灯(置き提灯)などがあります。次に精霊棚の準備をおこないます。お仏壇の引き出しや、お仏壇の前に小さなテーブル等を準備して、その上に菰(こも)・蓮の葉を敷き、砂糖菓子や夏野菜・果物などのお供え物を置き、鬼灯などのお盆のお花でお飾りをおこないます。また人がお亡くなりになって初めて迎えるお盆のことを、「初盆」「新盆」といい、特に力を入れて準備します。初盆では、お仏壇の前や横に段を組み、装飾幕できれいにお飾りして、ご先祖や新仏、お客様をお迎えする準備をおこないます。お迎えする準備が整ったら、
13日の夕方に麻殻を半分に折って玄関先などで迎え火を焚き、もう半分は送り火として15日の夕方に同じように焚きます。


 また初盆のみの行事として、舟を提灯や花でお飾りして(精霊舟)盆飾りに彩りを添えます。この舟を
15日の送り火を焚いた後に、海や川へ流します。このことを精霊流しと言いますが、近年海や河川の汚染防止のため精霊流しを禁止する市区町村も多いようです。最近では当社も行っておりますが、精霊舟やお供え物をお預かりしてきちんとご供養させていただく「合同供養祭」も行っております。是非ご参加ください。


 近年、過疎化やご近所付き合いの希薄化、または時代の流れなのか、古き良き時代の風習が少しずつ疎かになってきていると思います。親が子にいろいろなことを教える機会も少ないのか、なんとなくさみしく感じたりしますが、こうやって文章をおこし、これからも一生懸命伝えていきたいと思います。


 平成25年8月 3日


7月     「終活フェア」  
 

 先月よりお知らせしておりました、当社主催の「終活フェア」が6月9日(日)の
12時より開催され、盛況のうちに無事閉幕いたしました。
当日が日曜日にも関わらず、ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございます。
今回のコラムは、その「終活フェア」の様子をお届けしたいと思います。


フェア当日の流れは、
1.お斎(精進料理)の試食会
2.フラワーアレンジ教室
3.エンディングノート講習

の3項目を12時から1時間ごとに区切り、進めていきました。

まず、お斎の試食会では、当社がいつもお客様に提供しております精進料理を
ご試食して頂きました。最初は皆さん初対面ということもあり、どことなくぎこちなかった感じでしたが、時間が経つにつれ、廻りの方々と談笑しながら、楽しく召し上がって頂きました。
会食後には簡単なアンケートを行い、皆様それぞれ、貴重なご意見を書いて頂きました。中にはメニュー考案のヒントになるご意見も頂き、今後の参考とさせていただきます。 (アンケートへのご協力、本当にありがとうございます)


次にフラワーアレンジ教室です。
皆さん、真剣に1本1本、丁寧に活けています


男性の方はどことなくぎこちない感じで、それでも最後は出来上がりにご満悦されていたようでした。参加された皆さんも、見本通りに飾る人、ご自身のアレンジを加えて飾る人とさまざまでしたが、和気藹々と会場全体を包み込むような雰囲気で進んでいき、非常に楽しい教室でした。出来上がったお花は、皆さんそのままお持ち帰りして頂きました。


最後にエンディングノートの講習会です。
エンディングノートとは、先月のコラムでもお話しした、人生の最終章を迎えるにあたりご自身の思いや、ご希望をご家族などに確実に伝えるためのノートです。

講習会の様子です。

ご参加の方々は皆、真剣に聞かれると同時に、ノートに書き込みもされていました。


時間にして約1時間くらいの講習会でしたが、先ほどのアレンジ教室の雰囲気とは
また違う感じで、皆さん真剣な眼差しで受けて頂き、講習会に関するご意見の中に皆さんからそれぞれ「内容に満足した」や「ためになりました」など、ありがたいご意見を頂き、本当に感謝の気持ちで一杯です。

世の中は「終活」という言葉がブームになっていますが意味をご理解をされている方は、ほんの一握りの方だと思います。私たちも葬儀業界に携わる者としてこれからも、イベント等を通じて正しい情報を発信していきたいと思います。

 今後、第2・第3回とこのような「フェア」を開催していきますので、皆様のご出席を
心よりお待ち申し上げます。





 平成25年 7月2日


5月     「終活」を考える   
 

最近テレビ番組や雑誌などで、「終活」という言葉をよく耳にしますが、皆さん言葉の意味をご存じですか?       

調べてみると、「自分の人生の終末のためにする活動」のことで、就職活動を「就活」と略されるのと同種の『造語』だそうです。最初は自分の葬儀やお墓について、生前に準備することを指していたようですが、言葉が定着するにつれて、医療や介護についての要望や、身辺整理、遺言、相続の準備なども含めて使われているようです。


このような「終活」のブームともいえるような背景には、本格的な高齢化社会を迎えたこと、配偶者や家族をもたない高齢者が多くなり、家族の絆が弱まって独居老人、孤独死が増えたこと、東日本大震災でみられたように、年齢を問わず誰にでも「不慮の死」は訪れるかもしれないと、多くの方々に広く再認識されたことが、挙げられるのではないでしょうか。


そこで、「ご自身のエンディングノート」をご一緒に作ってみませんか?


ご存知の方も多いかもしれませんが、エンディングノートとは、人生の最終章を迎えるにあた
りご自身の思いや、ご希望をご家族などに確実に伝えるためのノートです。

*自分自身が病気になったり、介護が必要となった際に希望をすること・・・
*延命処置を望むか望まないか・・・
*葬儀に対する希望・・・
*財産・貴重品に関する情報と相続の考え・・・

*正確なプロフィール(履歴)


などを「今」元気な時に書き記すことにより、自分自身の思いや気持ちも定まり、漠然とし
た不安もなくなり、自分のこれからの人生で何をすべきか、何をしておかなければならないのかがきっと感じとれると思います。


エンディングノート作成などのイベントを近日中に開催できるように検討しています。ホームページでご案内も致しますので、是非ご参加下さい。

残されたご家族が困らないように・・・
いざという時に備えて皆さんのメッセージを残しておきませんか。



 平成25年 5月 19日


4月     新年度のテーマ  
    

今のこの時期は新入学や新学期、新年度のスタートの時期であります。

皆さんもいろいろな思いを胸に、今を過ごされていらっしゃることと思います。今回は私事の話をさせていただきたいと思います。

 「アベノミクス」効果があるのかないのか、ようやく日本の景気が上向きになりそうな雰囲気だけがありますが、末端で仕事をしている我々まで到達するのはいつのことやら…。少しでも感じることができたらうれしいですよね。しかし実感として表れるまで、指をくわえて待つわけにもいきませんから、一生懸命頑張りますよ。

 

 具体的にお話ししますと、当社のような業界は、地域の風習やその時代のやり方というのがとても影響してきます。したがって、そのお客様がどういう形でお葬儀をしたいとお考えなのか、どのようなイメージをお持ちなのか、そのお客様と私自身のイメージは同じなのかなど、お客様のニーズを的確に把握し、形にできるよう努めていかなければならないと思っております。もちろん昨年度までも常にそういったことを考え精進してまいりましたが、今年度はさらに上を目指したいと考えております。
そのためにももっと自分自身に「ゆとり」を持ち、より「廻りを見渡せる目」を養い、私は顔がきついとよく言われますので、業務上「笑顔」とまではいきませんが「やわらかい顔」になれるよう努力・精進いたします。またお葬儀の古き良き風習を守りつつ、新しいお葬儀の形の提案なども行い、その中に取り入れて行けるようなお葬儀を目指し、今年度の自分自身へのテーマを「更なる飛躍」として取り組んでいきたいと思います。

 

 じゃあいつからやるのか・・・   「今でしょっ!!」


 平成25年 4月 19日

1月   平成25年 新年を迎え
    平成25年、本年も宜しくお願い致します。

 

 皆さま、新年をどのように過ごされましたか?

  
 私は職業柄年末から仕事でしたが、家族で初詣でに行かれた方、休みを利用して旅行をされた方、またお正月位とゴロゴロお家で過ごされた方、きっと様々な形で楽しく過ごされたことと思います。

しかし忘れてはいけないこと。そうです、震災に遭われ、避難生活で正月どころではないと言われる方々が、30万人以上もいるという事実です。
早や二年を迎えようとしている
ところですが、一日も早く復興が進み、様々な問題が早期に解決へと向かっていくことを、心からお祈り申し上げます。

 

 お話しが変わりますが、昨年は有名な芸能人の方々も数多く亡くなられました。二谷英明さん、安岡力也さん、森光子さん、中村勘三郎さんなど昭和を代表される方々の訃報に、大変驚かされた年でもありました。

 私が一番驚いたのが、様々なテレビ番組に出演されていた、流通ジャーナリストの金子哲雄さんの訃報でした。「自分より若いのに何故…」、そこで改めて教えられたのが「病気の怖さ」であり、「死というものは順番ではなく、明日は我が身であるかも知れない」いうことです。それと併せてですが、金子さんのご葬儀に至るまでの経緯でした。自分が亡くなって妻が困らないようにと、「死を受け止め」わずか一カ月半の間に、自分自身の人生最後のセレモニーの演出全てを成し遂げられたことです。葬儀に携わる者から見ても、とてもまねすることの出来ない、やさしく、几帳面で、仕事に対して情熱を持った素晴らしい方だったんだと、大変感銘を受けました。

 

 そこで皆さん、ゴールデンウイークの高速バス事故、笹子トンネル崩落事故を思い出して下さい。事故ではありますが、老若男女問わず多くの方がある日突然亡くなられているのです。

 ここで、「もし、自分が亡くなったら…」ということを少しだけ考えて頂けないでしょうか? 年配の方々だけではなく、特に家庭を持ち、家族が増え、そろそろマイホームをと夢見る若い方々にです。

 

ご葬儀の費用、事前に準備・確認をしておかないといけないこと、エンディングノートのご紹介など、仏事に関するご相談を、無料でいつでも承ります。

 

日頃考えない仏事のことを、一緒に考えてみませんか?


 平成25年 1月 4日


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